ラブホテル業界

私たちは通常ラブホテルと呼んでいますが、ちなみにラブホテル業界では表現が露骨になるのを避けるためファッションホテルやブティックホテルといった呼称を使うのだそうです。

また一部の業界誌ではレジャーホテルやリゾートホテルと表現することもあるそうです。

こういった言葉をもし業界の人ではない人が聞くと、よもやそれがラブホテルを指しているとは誰も気づかないでしょう。

翻って一般の間では、ラブホテルと呼ぶほかに、略してラブホやデートホテル、また俗にHホテルなどとも言っています。

このラブホテルですが、日本にたいへん多いほか、韓国にも多く存在しています。

また日本ではよく一定の場所にラブホテルが何軒か密集しているケースを見かけますが、これは法律上の立地規制と関係していると言われています。

ところでこのラブホテル、一体日本ではいつごろ誕生したのでしょうか。

ここではラブホテルの歴史についてごく簡単に紹介することにしましょう。

日本のラブホテルの起源は、江戸時代にあった出会茶屋という形態にまで遡る事が出来ると言われています。

皆さんは「赤線」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

売春宿等の所謂風俗営業店が密集していたところで、警察ではその地図上で赤鉛筆でその区域を区切っていたことから赤線という呼称が定着したとも言われていますが、第二次世界大戦前にはその「赤線地帯」や「待合」といったゾーンがラブホテルとしての機能を果たしていたとも言われています。

所謂赤線という呼称が一般に使われなくなった第二次世界大戦後には連れ込み宿、或いは連れ込み旅館といった形態のホテルが多く登場するようになります。

現在ではラブホテルと言えば回転ベッドを連想する人が多くいるかと思いますが、そうした回転ベッドを含めた豪華な設備を有するラブホテル1960年代の後半から増え始めたと言われています。